|
タイトル名
|
メーカー、ブランド名
|
総プレイ時間
|
9-nine- ここのつ
ここのかここのいろ
|
ぱれっと
|
5 時間前後
|
|
シナリオ
|
グラフィック
|
音楽
|
キャラクター
|
総合点数
|
個人的評価
|
|
C+(20/30)
|
A(16/20)
|
B+(15/20)
|
B+(23/30)
|
B(74)
|
B+
|
初めに(前書き)
今回は 9-nine-ここのつここのかここのいろ 単独の
レビューとなっています。9-nine はシリーズとして一応
4 作品と+αが発売されていますが、私は 1 作目である
こちらのみをプレイした段階でレビューを書いています。
そのため、次作をプレイした後だと評価が 180 度変わる
可能性があります。また、発売当時は一年ごとに続編が出る
形だったので、当時プレイした人とは 温度感 が違います。
何故なら続編を待たずにプレイ出来るので、その辺りの感覚も
レビューの内容に反映されている可能性もあります。その事を
理解された上で問題ない人のみこの先を読んで頂けると幸い
です。
総評
端的にまとめるなら シナリオ以外は優等生 というのがこの
ゲームの評価となります。レベルの高いグラフィック。それには
やや劣るものの質の高い音楽。都のヒロインとしての可愛さに
加えて、恐らく今後ヒロインになるであろうキャラクターも
魅力的でしたね。シナリオについては何処を重要視するかで
評価がある程度変わりそうですが、それでもこのゲーム単独
では高い評価で出来ないです。まとめとしてはシナリオに少し
欠点はあるものの、シリーズ 1 作目として考えるなら悪くは
無い出来だと思います。ただし、これはあくまで直ぐに続編が
遊べる今だからこそそう思うだけで、リアルタイムでプレイ
した人はもっと違う感想になるのでしょうね。
あらすじとプレイについて
簡単にまとめると 特に特色のない学園都市に通う主人公の
翔は神社に祀られた「神器」が破損した事がきっかけとなり
異能に目覚めた少年少女達が巻き起こす数奇な運命に巻き
込まれていく…(一部公式サイトより抜粋)といった感じ
ですね。
総プレイ時間は 5 時間前後ですね。ただ、これは既読部分を
スキップしない場合の時間です。もしスキップするならもう
1 時間程度は短くなると考えて下さい。選択肢もいくつか
ありますが、それまでプレイしてきたなら自然と選ぶべき
行動は分かると思います。攻略順などは完全単独ヒロイン
なので特にありません。
シナリオ
共通ルートのような物はなくずっとヒロインである都の個別
ルートを進めていくような形になります。ですが一応区切りの
ような物はありますね。それが何処かはプレイすれば分かると
思います。そしてその区切りから少し進めた辺りからが本番と
いった感じになります。
何処に 比重 を置くかでシナリオの評価が変わります。公式
サイトの「コンセプト」の文章から借りるなら、アーティ
ファクトと特殊能力者の織りなす物語 や 白己津川で起こる
怪奇事件の犯人とは? 辺りを意識した場合はシナリオの
評価は低くなります。ですが、ヒロインと育んでいく信頼感と
恋愛感情 という部分においては及第点と私は判断します。
割と正統派なお嬢様であるヒロインの都と主人公の翔との
少しずつ仲良くなっていく描写は、捻りがないと言われれば
その通りなのですが少なくても悪かったとは言えないです。
ただ、多くの人は起承転結の結に当たる部分に不満があると
思いますし、もう少し納得出来る形にして欲しかったと私も
考えます。この辺りの不満点は続編の方でなくなっていくかも
しれないですが本作単独の評価としてはやはり低くなって
しまうでしょうね。ただ、上でも書いた信頼感と恋愛感情の
部分を考慮すれば全部駄目と言うのは流石に言い過ぎかなと
思いましたので、最終的なシナリオの評価としては 普通 と
いう形になりました。
グラフィック
立ち絵や一枚絵のクオリティは高いですし、Hシーンでの
アニメーションも発売年という観点から見れば質はかなり
高いと思います。一枚絵の中ではやっぱり都が翔の手首を
少し掴んでいる物が一番印象に残っています。まあ、あれは
その前後の場面も含めて本作でも印象的なシーンですからね。
インパクトという点では CG 鑑賞画面の一枚目の真ん中の
段の左から 2 番目の一枚絵になるのでしょうけど、あちらは
ネタバレ 全開なんで流石にここでは書けないですね。
音楽
オープニング曲の ReAliZe とエンディング曲の ふたり。
どちらも良い曲ですが、やっぱりオープニング曲の方が印象に
残っていますね。特に個人的に本作の一番の見どころだと思う
シーンで piano バージョンが流れた所はこの曲のメロディーの
ポテンシャルの高さを実感しました。エンディング曲の方は
あくまで推測になりますが、この手の曲はシリーズを全てプレイ
した後にもう一度聞き直す事で評価が上がりそうな気がします。
なので、現状だとオープニング曲より評価は下ですね。それ
以外だと BGM の l have you… がマンションのベランダで
流れた時にいいなと思ったぐらいしか印象に残っていない
ですね。これも悪くはないですがオープニング曲の piano
バージョンのインパクトは超えられていないですね。
キャラクター
都が単独ヒロインなので必然的に都の事が中心になるのかと
思っていましたが主人公の翔の妹の天がいい味をだしてます。
可愛さとウザさの バランス感覚 が絶妙で、次作でヒロインに
なると分かっていればホイホイと購入を決める人がいるのも
納得ですね。普段、翔と天は互いに悪口の言い合いをしたりも
しますが互いに大切に思っている部分の描写は良かったです。
また、天の翔への気持ちは最初から恋愛的に好きなのか、または
徐々にそう変わっていくのか。その辺りの描写も期待したい所
ですね。…ここまで天の事ばかり書いてきましたが都が魅力的
ではなかったとかそういう事ではないですよ。日常描写での
ちょっとした仕草や会話。告白シーンのでの彼女が自分の事を
話す場面とかラストの翔との会話でのあの時の自分の気持ち
とか所々でいいなと思えるシーンはあります。ただ個人的に
都は優等生…というか純粋すぎるので特筆して書きたいような
インパクトのあるシーンが浮かばないんですよ。極端な話。
可愛かった で都の魅力は終わっちゃうんですよね。ですが
ヒロインとしての魅力はともかく都というキャラクターの
魅力は続編で更に上がる可能性は十分にあるので、今後に期待
したいです。後はそうですね…今後の鍵を握りそうな人物が
誰なのか気になります。特に事件の犯人は。ただ、現状では
登場していないキャラクターの可能性もありますし、あの
場面で笑っていた人物の事も気になりますが、こういった
展開だと安易にその人物が犯人というのは捻りがなさそう
なので、現時点では考えるだけ無駄かなと思っています。
最後に主人公の翔君ですが、気持ち悪い部分やゲスな部分に
加えて行動が迂闊な所もあったりしますけど、これぐらいの
レベルは私は許容範囲ですし、かわいい物です。シナリオの
終盤では都の為に意気込む姿は普通にカッコ良かったです。
続編でどうなるかは分かりませんが、今後もこれぐらいで
動いてくれれば大きな文句はないですね。
Hシーン
回想シーンに 3 つ 収録されています。ただボリューム的
には 3 回半ぐらいと考えても問題ないです。内容面では
そこまで変わった物はないです。H シーンがアニメーションで
動くのはグラフィック面では評価出来ますが、エロさに直結
するかはプレイする人次第で評価が分かれると思います。私は
プレイ内容の方を重視するので、H シーンとしてはそこまで
評価していないですね。
最後に一言
当時プレイした人はよく一年も待てたと思う。
このレビューに関することはこちらのweb拍手からどうぞ。
|